ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」
皆さん、集客状況はいかがでしょうか?
資金力があるホテル・旅館さん、もしくは補助金や助成金を活用し
客室リニューアル、レストランリニューアルを行っているホテル・旅館さんもあるかと思います。
今回は私が多くのホテル・旅館さんに携わってきた中で
そのリニューアルに関していつも悩んでいること、残念に思っていることをご紹介します。
本日は「客室リニューアルを失敗しない方法」をテーマにご紹介します。
せっかくたくさんのお金をかけて客室リニューアルを行ったにもかかわらず
売上が上げられない、その客室の稼働率を上げられないということを避けることができると思います。
客室リニューアルを検討しているホテル・旅館さんは
是非最後までご覧ください。
まず客室リニューアルに際して気をつけるべき点をご紹介します。
よくあるケースとして新たにリニューアルする客室のデザインは大手ゼネコンさんや設計士さんによって作られます。
それは当たり前だと皆さん思うはずです。
しかしそのリニューアルは必ずしもうまくいっていますでしょうか?
少なくとも弊社マーケティブにはリニューアルした客室の稼働率が上がらない、
そんなご相談がとても多いです。
私は数多くのそんなご相談の中でいつも感じる共通点があります。
それはデザイナーや設計士は集客のプロではないということです。
皆さん少なからず客室が新しくなれば客単価も稼働率も上がり
売上が簡単に改善すると思っていませんか。
それは大きな間違いです。
繰り返しお伝えしますが、デザイナーや設計士は集客のプロではありません。
その客室をどのようにプロモーションするのか、どのように販売するのか
そんなことまで考えられるデザイナーや設計士はゼロに近いといっても過言ではありません。
もっと具体的に言うのであれば、
新しくリニューアルされた客室写真をどのように撮影し、
その写真を楽天トラベルさんやじゃらん.netさんの管理画面に登録し
どのようにプラン造成するのか分かるはずもありません。
実はそこが大事なポイントです。
客室リニューアルにはマーケティング担当者が関わることが絶対に必要です。
では客室リニューアルでデザイナーや設計士だけでなく
マーケティングのプロがなぜ必要なのか、その理由をご紹介します。
答えはとてもシンプルです。
リニューアルによってどんな良い客室ができたとしても販売するのはマーケティング担当者、
ホテル・旅館さんでいえばWEB担当者になるかと思います。
しかしWEB担当者がリニューアルに関わっているケースはとても少ないと個人的には思います。
もしくはWEB担当者の意見が通らないというケースもあるかもしれません。
客室リニューアルが終わりその新しい客室をプロモーションするのに絶対に必要なのは
その客室の1枚の写真です。
じゃらん.netさんに登録できる部屋タイプ写真は1枚です。
同じく宿泊プランに登録する写真はOTAによって異なりますが概ね3~4枚程度、
他の夕食写真や朝食写真を考えれば、客室写真として登録するのは1枚が限界かと思います。
Google広告でプロモーションするために登録できる写真は基本的に1枚です。
つまり基本的には1枚の写真でプロモーションをすることを前提に考えなければいけません。
カメラのファインダーから見てその画角におさまる絵を、どのようにイメージしながら客室をリニューアルできるかという点は
これだけWEBのシェアが高まる時代においてはとても重要なポイントです。
この点が抜け落ちていてはその客室リニューアルが失敗する可能性は高まります。
よくあるケースとしては、
数年前にリニューアルした客室と見た目があまり変わらずプロモーションがとてもやりづらいケース、
その他には1枚の写真でおさめることができないような客室、
だからこそ客室とお風呂場のしきりをガラス張りにし、その境目を見た目上なくすケースがあるのはそのためでもあるのだと思います。
デザイナーや設計士だけの考えに依存する客室リニューアルはとても危険です。
いかがでしたでしょうか。
今回は客室リニューアルを失敗しない方法として
失敗するケースや失敗しないための考え方をご紹介しました。
特にこれからリニューアルを検討しているホテル・旅館さんは
本日ご紹介した点に気を付けて欲しいと思います。
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