ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」。
本日のテーマは「OTAのカルテの見方」についてです。
皆様はじゃらんnetと楽天トラベルで月1回、
前月のカルテが作成されていることをご存知でしょうか。
このカルテには、皆様の宿の良い点・悪い点がたくさん詰まっています。
つまりカルテは皆様の「通知表」というわけです。
しかし、このカルテの見方がよくわからない、
どこを見たらよいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、楽天トラベルのカルテを例に挙げて
「ここだけはチェックしてほしい!」というポイントを2点ご紹介していきます。
「ここだけはチェックしてほしい!」一点目は「リードタイム」。
記載場所は「宿泊詳細情報」の中段です。
・リードタイム別宿泊数(貴施設・都道府県カテゴリー分け)
→リードタイムごとの数値のみならず「シェア(構成比)」を確認しましょう。
(例)
早割プラン強化による早期集客サイクルを目指す施設では
直近の価格競争を逃れるために早割プランでお値引きをし、早期集客を図っています。
・このような目標がある場合、そのリードタイムでどのくらいシェアが取れているか?
・平均と比べてシェアが高くなっているか?
を調べることができます。
このシェアは単月のみを見てもよく分からないと思いますが、
毎月毎月データを取っていくことにより、自分なりに平均値が見えてきます。
平均値より下がっているか、上がっているかが分かってきますので
ぜひ毎月確認するようにしてください。
「ここだけはチェックしてほしい!」二点目は「宿泊人数別の利用形態データ」。
記載場所は「お客様アンケート&顧客分析」の下段です。
・宿泊人数別の利用形態データ(貴施設・都道府県カテゴリー分け)
→利用人数別にシェア率が一目でわかる
→どこの利用人数別が取れていないのか?を確認しましょう
(例)
2名のシェア率が悪い
→2名利用のプランが魅力的ではないのかもしれない
→子供料金の設定が他のホテル・旅館と比べると高く、集客が出来ていないのかもしれない。
なんとなくプランを増やしたり変更するのではなく、
自分たちの弱点を補っていくようにプランを作成することで
売上アップの確率が高くなります。
いかがでしたでしょうか。
カルテを見たことがない方や、見ていたけどどの数値を見れば良いのか分からないという方も
ご紹介した2点のシェア率をぜひ調べてみてください。
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