【WEB売上アップ講座13】自社ネット売上アップのために知っておくべき基本用語と基準値

2021/08/13
WEB売上アップ講座

ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」。
本日のテーマは「自社ネット売上アップのために知っておくべき基本用語と基準値」について。
よく聞く用語だけど、どういう意味?今さら聞けない基本用語の解説とその基準値をご紹介。
今回は6つの用語について解説いたします。




公式サイトの基本用語解説と基準となる数値




1.訪問数




サイトにアクセスした延べ人数のことです。
人によってはアクセス数と呼ぶ方もいます。
弊社の推奨としては前年比で130%が目安となります。




コロナ禍の状況で前年比130%を超えることは難しいとは思いますので
状況に応じて数値は見比べていただきたいと思います。




2.ユーザー数




純粋な訪問人数のことです。
例えばAさんがサイトに2回アクセスした場合、
訪問数が「2」、ユーザー数が「1」という意味になります。
いわゆるユニークユーザーというものです。




3.コンバージョン率(CVR・転換率)




訪れたユーザーの内、どの程度予約に至ったかを表す数値です。
コンバージョン率の計算方法は「予約数÷訪問数×100」となります。




目指す基準値は
ビジネス系ホテル「3.00%」、レジャー系ホテル「1.00%」です。




ただし、このコンバージョン率の数値が高ければ良い、低ければ悪いというわけではありません。




例えばリピート率の高いホテルの場合は、コンバージョン率が高くなりますが
裏を返して言えば、「新規のお客様が来ていない」という問題点が挙げられます。
状況を見て総合的に判断しましょう。




4.直帰率




公式サイトを訪れた際、2ページ目に行かずに
「×ボタン」でブラウザを閉じてしまうことを直帰、その確率を直帰率といいます。
当然低い数値のほうが良いとされています。




弊社が推奨する基準値は「45%以下」になります。




デバイスによってもこの数値は様々ですので
PC直帰率の基準は「35%前後」
モバイル直帰率の基準は「50%以下」
に抑えるようにしてください。




5.新規訪問数/既存訪問数/新規訪問比率




Googleアナリティクスの場合、
過去2年以内にアクセスしたことがないユーザーが「新規訪問数」、
アクセスしたことがあるユーザーが「既存訪問数」、
全体の訪問数の中で新規がどれくらいの割合があるのかが「新規訪問比率」です。




弊社が推奨する新規訪問比率は60%が理想です。




リピーターさんが多いということは非常に良いことですが、
当然ながら新しいホテルができれば
そちらに流出してしまうこともありますし、
人間の寿命には限りがありますので
いつまでもリピーターでいるということはできません。




そのため新規訪問数を増やす必要がありますので
弊社の推奨値としましては60%を目標としています。




6.平均サイト滞在時間




ユーザーがサイトに平均どれくらい滞在していたのかという指標です。
弊社が推奨する基準値は最低3分、できれば4分です。




平均サイト滞在時間は非常に重要な数値で、
おそらくGoogle検索結果に大きく影響する可能性があります。




コンテンツ重視とされる時代ですので
「コンテンツを閲覧」=「サイトの滞在時間が長い」=「良いコンテンツ」となります。




いかがでしたでしょうか。
用語を理解していてもその基準値を理解しないと
数値を知る意味が無くなってしまいます。




そして自社の数値が基準値に達しているかどうか、
達していない場合はどうすればよいのかを考えて、WEB売上アップを目指しましょう。








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