ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」。
本日のテーマは「自社ネット売上アップのために知っておくべき基本用語と基準値」について。
よく聞く用語だけど、どういう意味?今さら聞けない基本用語の解説とその基準値をご紹介。
今回は6つの用語について解説いたします。
サイトにアクセスした延べ人数のことです。
人によってはアクセス数と呼ぶ方もいます。
弊社の推奨としては前年比で130%が目安となります。
コロナ禍の状況で前年比130%を超えることは難しいとは思いますので
状況に応じて数値は見比べていただきたいと思います。
純粋な訪問人数のことです。
例えばAさんがサイトに2回アクセスした場合、
訪問数が「2」、ユーザー数が「1」という意味になります。
いわゆるユニークユーザーというものです。
訪れたユーザーの内、どの程度予約に至ったかを表す数値です。
コンバージョン率の計算方法は「予約数÷訪問数×100」となります。
目指す基準値は
ビジネス系ホテル「3.00%」、レジャー系ホテル「1.00%」です。
ただし、このコンバージョン率の数値が高ければ良い、低ければ悪いというわけではありません。
例えばリピート率の高いホテルの場合は、コンバージョン率が高くなりますが
裏を返して言えば、「新規のお客様が来ていない」という問題点が挙げられます。
状況を見て総合的に判断しましょう。
公式サイトを訪れた際、2ページ目に行かずに
「×ボタン」でブラウザを閉じてしまうことを直帰、その確率を直帰率といいます。
当然低い数値のほうが良いとされています。
弊社が推奨する基準値は「45%以下」になります。
デバイスによってもこの数値は様々ですので
PC直帰率の基準は「35%前後」
モバイル直帰率の基準は「50%以下」に抑えるようにしてください。
Googleアナリティクスの場合、
過去2年以内にアクセスしたことがないユーザーが「新規訪問数」、
アクセスしたことがあるユーザーが「既存訪問数」、
全体の訪問数の中で新規がどれくらいの割合があるのかが「新規訪問比率」です。
弊社が推奨する新規訪問比率は60%が理想です。
リピーターさんが多いということは非常に良いことですが、
当然ながら新しいホテルができれば
そちらに流出してしまうこともありますし、
人間の寿命には限りがありますので
いつまでもリピーターでいるということはできません。
そのため新規訪問数を増やす必要がありますので
弊社の推奨値としましては60%を目標としています。
ユーザーがサイトに平均どれくらい滞在していたのかという指標です。
弊社が推奨する基準値は最低3分、できれば4分です。
平均サイト滞在時間は非常に重要な数値で、
おそらくGoogle検索結果に大きく影響する可能性があります。
コンテンツ重視とされる時代ですので
「コンテンツを閲覧」=「サイトの滞在時間が長い」=「良いコンテンツ」となります。
いかがでしたでしょうか。
用語を理解していてもその基準値を理解しないと
数値を知る意味が無くなってしまいます。
そして自社の数値が基準値に達しているかどうか、
達していない場合はどうすればよいのかを考えて、WEB売上アップを目指しましょう。
WEB以外の業務が忙しく難しい、という方は弊社でお手伝いすることも可能です。
うぇぶたんは自社ネットを強化するためのノウハウを持つWEB集団です。
ぜひ私たちと一緒に「自ら販売する力」を強化していきませんか?
少しでも興味をお持ちいただいたら、下記もぜひご覧ください。
■株式会社うぇぶたん公式HP
■グループ会社マーケティブのYouTubeチャンネル「マーケティブTV」
■公式ツイッター
■公式Facebook