【WEB売上アップ講座11】「自社ネット」売上をあげるための「10カ条」その1

2021/08/02
WEB売上アップ講座

ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」。
本日のテーマは「自社ネット売上をあげるための10カ条」についてです。




ホテル・旅館様の大きな課題である「自社販売比率のアップ」。
弊社でもそれを目標に施設様のWEB販売のお手伝いを行っています。




理由は簡単で、8%~20%程度の送客手数料がかかる旅行会社で販売するよりも
送客手数料がかからない公式サイトで販売するほうが
「GOP(営業総利益)の改善」に繋がるからです。




では具体的にどのようなことをすれば、自社ネットの売上が上がるでしょうか。
具体例を10個のテーマに分けて挙げていきます。
本日はその1ということで、10カ条の1~5をご紹介いたします!




「自社ネット」売上をあげるための「10カ条」1~5




1、予約システムを有料系予約システムにすること




無料系予約システム(楽天トラベル「R-with」、じゃらんnet「じゃらんホームページダイレクト」)を使用しているホテル・旅館さんはまだまだ多くありますが
こちらを使うと在庫がOTAと連動し、自社ネット売上を作ることが難しくなってしまいます。




詳しくは 【WEB売上アップ講座10】無料系予約システムを使う落とし穴 でもご紹介しておりますが
ホテル・旅館さんのブランド力の有無にかかわらず、
毎月数億円のマーケティングコストをかける楽天トラベルさんやじゃらんnetさんに一ホテルが勝つのは至難の業です。
ですので、無料系予約システムを使用している施設様は、有料系予約システムに切り替えることをご検討ください。




現時点で弊社が考えるおすすめの予約システムは株式会社アビリブさんの「予約プロプラス」です。
弊社では様々な予約システムを使用するホテル・旅館さんを見てきましたが、
予約プロプラスを使用しているホテル・旅館様のコンバージョン率が高い傾向が見られます。




2、OTA価格と自社ネット価格に差をつけること




先ほども述べましたが、毎月数億円のマーケティングコストをかけるOTAと
月数万円~数十万円のマーケティングコストしかけられないホテル・旅館さんでは同じ土俵で勝つことは困難です。
また、主要OTAではポイント制度も導入しているため尚更難しくなります。
それに勝つためには価格差をつけることです。




「どうしても楽天ポイントを貯めたい」というお客様を集客することは難しいですが
少しでも支払い額を安くしたいというお客様もいますので
価格差をつけることは大きなアドバンテージとなります。




今では公式サイトからの予約が「5%OFF」と提示しているホテル・旅館さんが増えてきているので
まだ実施していなければ、数百円でもよいので価格差をつけることをおすすめいたします。




3、自社ネット価格が安いことを可視化すること




上記にて、OTAと自社ネットで価格差をつけることをご紹介しましたが、
それがサイト上に表記されていなければ、すべてのユーザーに伝えることができません。




・公式サイトのトップページにバナーなどを設置する
・プラン一覧ページ上に同じくバナーなどを設置する
・プラン本文の冒頭に【公式HPからのご予約なら〇%オフ!】と記載する




など、ユーザーの目に留まる箇所に自社サイトがお得であることを記載しましょう。




4、自社ネット販売強化のためOTAを利用すること




さきほどは公式サイトに価格差があることを記載する内容でしたが
こちらはOTAにも記載するという強かな内容です。




楽天トラベルさんのプラン本文の最下部に公式サイトがお得であることを記載してください。
また、じゃらんnetさんでは部屋タイプの説明文の最下部に記載すると非常に目立つので、
こちらに記載することをおすすめします。
弊社のお客様でも実施している施策ですので、是非お試しください。
※一部OTAでは公式サイトへの誘導を禁止している場合がございます。




5、自社ネットのみ早割プランを1つ増やすこと




多くのホテル・旅館さんでは早割プランのラインナップとして
「30日前」や「15日前」などの2タイプ程度を販売していると思います。




今回ご提案するのは、OTAには早割30や早割15をそのまま販売し、
公式サイトのみ早割45などのさらにリードタイムが長いものを
1つ増やしてほしいという内容です。




これにより、リードタイムの長いお客様を自社ネットで獲得する確率がアップします。




直近のお客様(=価格に左右される)よりも
リードタイムの長いお客様(=早期予約者)のほうが良いのも利点です。




いかがでしたでしょうか。1~3は上長や経営者の判断が必要な場合もありますが
4~5はWEB担当者の判断でも行うことができる施策ではないでしょうか。
ぜひ「自社ネット」売上をあげるための施策を実施して「自社販売比率の改善」を目指していきましょう。




その2も近日中にアップいたしますのでお楽しみに!








WEB以外の業務が忙しく難しい、という方は弊社でお手伝いすることも可能です。
うぇぶたんは自社ネットを強化するためのノウハウを持つWEB集団です。
ぜひ私たちと一緒に「自ら販売する力」を強化していきませんか?
少しでも興味をお持ちいただいたら、下記もぜひご覧ください。




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