【WEB売上アップ講座14】見直すだけで公式サイトの流入率UP?!「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」

2021/09/03
WEB売上アップ講座
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ホテル・旅館のWEB担当者様に役立つ情報をお届けする「ホテル・旅館WEB売上アップ講座」。
本日のテーマは「公式サイトの流入率を改善するための方法」について。
弊社が考える、公式サイトのアクセス数アップに繋がる方法をご紹介します。




「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」の重要性




「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」
この2つが何のことなのか、ご存知の方もいらっしゃると思いますが改めて説明いたします。




タイトルタグ
Googleなどの検索エンジンで検索した際に表示されるタイトルのこと。




ディスクリプションタグ
Googleなどの検索エンジンで検索した際に、タイトルタグの下に表示される説明文のこと。




この2つは公式サイトを作成する際にとても重要な設定箇所なのですが
WEB制作会社がホームページを納品する際に
ホテル・旅館さん側もチェックせず、そのままになっているケースが意外とあります。




では、これら2つはなぜ重要なのでしょうか。
みなさんは自分たちのホテル・旅館が「施設名」で検索された際に




・どれくらいの検索回数があるのか?
・またどれくらいのクリック率、つまり流入率があるのか?




を調べたことはありますでしょうか。
調べたことがない方のために、どのように数字を見ればよいのかをご説明します。




使用するツールはGoogleアナリティクスです。




まずGoogleアナリティクスを開き、左から「集客」の中の「Search Console」を開いてください。
※ここで数字が見れない方は「Google Search Console」と「Googleアナリティクス」を連携する必要があります。




そうしますとデータが表示されますが、「クリック率」の列が流入率となります。




例えば「表示回数」の列の数字が617回の場合、617回ホテル名で検索されたことになります。
そのうち、クリックして公式サイトにアクセスしたのが「クリック数」の列の回数になります。
「クリック数」が229回だったとします。
計算するとそのクリック率、つまり流入率は37.12%ということになります。




みなさんここでふと疑問に思われないでしょうか?




ホテル名を検索しているにも関わらず、クリック率が「37%」ということは
残りの6割はOTA、もしくは関連する他のサイトに行ってしまったということが分かります。




弊社がこれまで見てきたホテル・旅館さんの施設名での流入率の平均は「25%」です。




しかし「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」の対策をしていたり、
知名度の高い自社集客力の高いホテル・旅館さんは50%前後になります。




これは非常に重要かつ重大なことです。




仮に表示回数が1,000回あり、流入率が20%~50%の場合の流入数は下記の通りになります。




流入率20%  流入数200回
流入率30%  流入数300回
流入率40%  流入数400回
流入率50%  流入数500回




これを見て分かるように、流入率20%と50%では流入数の差は300回もあります。




WEB上の数値だと分かりづらいかと思いますが、皆さんが洋服屋さんを経営していると思ってください。




外からお店を覗き、お店に入らないお客様の人数が1週間で300人も増えたら気が付くでしょう。
非常に危機感を感じるかと思います。
なぜお店の中に入らないのか、何か阻害するものがあるのか、きっとそう考えるはずです。




WEB上でも同じことで、流入率の現状を把握し
数字が悪いのであれば改善をしなければいけません。




「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」をどのように設定すればよいのか




では、具体的にタイトルタグとディスクリプションタグをどのように設定すれば
公式サイトへの流入率が上がるのでしょうか。




まず把握すべきことは、施設名での検索結果において公式サイトだけでなく
OTA各社で同じ施設名でのページが存在するということです。




これを踏まえた上で解決策をいくつかご提案します。




1.【公式】←このように公式と一番左側に入れる




サイト上のテキストは当然一番左側から見ますので、左側に公式テキストを入れましょう。
中には一番右側に入れているホテル・旅館さんもいらっしゃいますが、それでは効果が半減します。




2.説明文に訴求ポイントを記載する




競合との差別化を図る時に、温泉なのか、客室なのか、食事なのか、もしくは設備なのか
どこの領域であれば自分たちのホテル・旅館は負けないのかを明確にし、
そのポイントをなるべく深掘りして記載しましょう。




競合を知り、その差別化ポイントを今一度把握し
それをWEB上のいたるところに記載することでブランディングとなり、
検索時の流入率、コンバージョン率の改善に繋がります。




3.タイトルやディスクリプションの文字数に気を付ける




ずばり、タイトルは「30文字以内」
ディスクリプションは「100~130文字以内」
にしましょう。




これはGoogleによって定期的に変更になるので注意が必要ですが、
この文字数を超えると超えた分が非表示になってしまいます。




設定して安心するのではなく、
定期的にきちんと表示されているかどうかをチェックするようにしてください。




いかがでしたでしょうか。




まずは自分のホテル・旅館を「施設名」で検索してみましょう。
タイトルタグとディスクリプションタグの確認からはじめ、
今回述べた流入率改善のためのポイントを押さえているかどうか
チェックしてみて下さいね。




そして修正前後で流入率に変化があったかどうか、
Googleアナリティクスで確認もお忘れなく!








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